部分開館の期間中、以前2Fにあった図書は3Fの窓側の書架に並べています。
図書館の本は、実は分野ごとに区分けされた「分類法」の順番で並んでいるのです。図書の背表紙に貼ってあるシール、見たことありますよね。この記号の順番に並んでいます。
今回は、医歯学図書館で採用している図書の分類についてご紹介します。
一般的な本は、「日本十進分類法(NDC)」という分類によって並べられます。あらゆる分野を10個に分け、更に数字を細分化していく方法です。
ちなみに、医学には「490」の番号が割り当てられています。
日本十進分類法(NDC)
(詳しくは、こちらの一覧をどうぞ)
しかし、この方法では医歯学図書館の本はほとんどが「490 医学」になってしまい、区別がつきません。このため、専門書には医学専門の「米国国立医学図書館分類法(NMLC)」という分類を採用しています。アルファベットと数字の組み合わせで、分野ごとに記号を割り当てています。
米国国立医学図書館分類法(NMLC)
(詳しくは、こちらの一覧をどうぞ)
これらの分類法の詳細は、蔵書検索(OPAC)の検索画面(詳細検索)の画面下部にもリンクがあります。OPACでは、「請求記号」という項目に表示されています。
図書館で本を探すときは、この記号もメモして棚を見てみてください。