新潟大学医歯学図書館の改修工事ブログ

医歯学図書館の改修工事の様子をお伝えします!

図書の並び方って?

部分開館の期間中、以前2Fにあった図書は3Fの窓側の書架に並べています。

図書館の本は、実は分野ごとに区分けされた「分類法」の順番で並んでいるのです。図書の背表紙に貼ってあるシール、見たことありますよね。この記号の順番に並んでいます。

f:id:Niigatamdlib:20210820114827j:plain

今回は、医歯学図書館で採用している図書の分類についてご紹介します。

 

一般的な本は、「日本十進分類法(NDC)」という分類によって並べられます。あらゆる分野を10個に分け、更に数字を細分化していく方法です。

ちなみに、医学には「490」の番号が割り当てられています。

 

    日本十進分類法(NDC)

f:id:Niigatamdlib:20210820115303j:plain

      (詳しくは、こちらの一覧をどうぞ)

 

しかし、この方法では医歯学図書館の本はほとんどが「490 医学」になってしまい、区別がつきません。このため、専門書には医学専門の「米国国立医学図書館分類法(NMLC)」という分類を採用しています。アルファベットと数字の組み合わせで、分野ごとに記号を割り当てています。

 

         米国国立医学図書館分類法(NMLC)

f:id:Niigatamdlib:20210820115626j:plain

         (詳しくは、こちらの一覧をどうぞ)

 

これらの分類法の詳細は、蔵書検索(OPAC)の検索画面(詳細検索)の画面下部にもリンクがあります。OPACでは、「請求記号」という項目に表示されています。

図書館で本を探すときは、この記号もメモして棚を見てみてください。

 

f:id:Niigatamdlib:20210820115947j:plain

(背ラベルの枠に表示されています)